あなたのお誕生日によせて 

元々は「happy-ok3の日記」https://happy-ok3.com/が始まりです。

ふたりの老人〜愛の心が何より尊い

4月22日(日)

東日本大震災から7年1ヶ月。熊本地震から2年。
阪神・淡路大震災から23年。
鳥取や福島沖地震など災害を忘れずに祈ります。


『愛の心が尊い。』


ロシアを代表する文学者の

レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(1828〜1910年)


ふたりの老人 (作:トルストイ

エフィ―ムエリセイの2人の老人が、

エルサレムに巡礼に行く事になった。


エルサレムは遠いが、聖地なので誰もが一生の

うち、一度は、お参りに行きたいと願う場所。


エフィ―ムは、真面目で曲がった事が好きではない。

村長も2期務め、お酒もたばこも飲まず、

身体も大きく、お金持ち。


エリセイは、そんなにお金持ちではない。

今は蜜蜂を飼い、身体は小柄で陽気。

頭は毛がなく、丸い頭はツルツル。


正反対の2人だが、なぜか気が合い、一緒に

巡礼の旅に行く事にした。


2人は歩いて国境を越え、5週間で700キロ歩いた。


どの村でも巡礼の者には親切で、呼び止めて

泊めてくれたり、ご馳走を出してくれた。


さて、ある小さな村に入った時、エリセイ

のどが渇いて水が飲みたくなった。エフィ―ム


「先に行ってておくれ。私はあそこの農家で

 井戸の水を一杯飲ませてもらうよ。」


小さな農家だったが、声をかけた。


「すみません、水を一杯わけてください。」

家の中に入ってみると、奥で女の人が寝ていた。

そして、机のそばには、おばあさんがもたれていた。


小さな男の子が、

「お腹がすいたよ〜。」と泣いている。


エリセイは

「水を一杯わけてもらえませんか?」

その時、この家の主人が家に入って来た。


       そして


苦しい事情を話してくれた。

畑では作物がとれず、近所では、流行り病が

あり、体力的にも生活にも苦しい事。


外に仕事を探しに行っても見つからず、

奥さんは病気になる。


食べる物がないから、皆弱って、病気も治らない。



エリセイは、自分の袋からパンを出して、

この家の人たちに食べさせた。


「このまま放ってはおけない。」

エリセイは、一晩泊まって世話をしようと思った。


すぐに、村の店に行き、塩・小麦粉・バターを買い

暖炉の火を燃やし、スープやお粥も作ってあげた。


この家の人たちは、食べるために、着物も畑を

耕す道具も、売っていた。


次の朝、エリセイは家の人たちの着物や畑を

耕す道具や、必要な物を自分のお金で買いにいった。


沢山の物を買わなければいけなかったので

買い物に、3日もかかった。


その次の日は、村ではお祭りがある日。


「よし、お祭りのご馳走を作ってから、私は

 ここを出て行こう。


 巡礼に早くいきたいけど、まずこの人達を

 助ける事がだいじなんだ。」

 

その夜、エリセイは、この家の子ども達が

エリセイにすがりついている夢を見た。


「ご馳走を作ってあげても、食べたらそれまで。

 次の日から、また飢えが始まる。


 それよりも畑を買い戻してあげよう。

 畑があれば、麦が育つ。


 そうだ、麦を運ぶ馬も買ってあげよう。」

あくる朝、エリセイが買い物に出かけていると

前を歩いている村の人が、エリセイのしている

良い事を噂している。


エリセイ


「これで、私の役目は終わった。

 あの一家はまた、畑を耕して生きていける。」

その夜、エリセイはこっそり家を出て

エフィ―ムの後を追いかけた。


       ところが


財布の中を見ると、わずかなお金しか残っていない。


エリセイは、とても行きたかった巡礼の旅を

諦めることにして、家に戻っていった。


エリセイは、自分がしたことを誰にも言わなかった。


先に行ったエフィ―ムは、遠いエルサレムに着いた。


巡礼の礼拝堂には、沢山の人がいたが、一番前の

良い席にエリセイの姿を見つけた。


3日間、一番前の良い席でエリセイを見たが

会う事は出来ず、エリセイの頭だけが輝いていた。


エフィ―ムは色んな場所を回った後、帰る事に。


途中で、エリセイが井戸水をもらいに行った

村にたどりついた。


すると、エリセイが寄った家から、

男の子と女の子が出てきて


「巡礼さま!どうか家で、夕ご飯を食べて

 いってください!」

と引き留めるので、家に入った。


エフィ―ム


「見ず知らずの巡礼者を、こんなにも温かく

 もてなして下さるのですね。」

家の人たちは


「いいえ、昨年の今頃、巡礼の方に私たちが

 食べて、生きていけるように、沢山の事を

 助けて頂いたのです。」


「塩や小麦粉やバターを買ってきて、スープを

 作ってくれたり、畑や馬も買い戻してくれました。」

「おじいさんは、名前も言わずに出て行ったが

 もしかしたら、天使だったかもしれません。」

「あのおじいさんが、来てくれなければ、私たちは

 神様に文句を言ったまま、死んでいたでしょう。


 おじいさんのお陰で神様と人を信じる、

 その事を学びました。」

エフィ―ムは、はっとした。


「礼拝堂の一番良い席で、3度も見たのは、

 やっぱりエリセイだった。

 善い施しをして、神様のお心を喜ばせたからだ。」


エフィ―ムは、家に戻り、エリセイの家に寄った。


エリセイは庭で、蜜蜂の世話をしていた。


ツルツル頭の回りには、金色の蜜蜂がむらがって

まるで、後光がさしているようだった。


「やあ、エフィ―ム!色々、見て回れたかい?」


「ああ、ヨルダン川の水をビンに入れてきた。

 おみやげにな。」


「これは有難い。」


「帰りに、お前さんが水を飲みに寄った家に

 行ってきたよ。みんな元気だった。」

エリセイは、恥ずかしそうに顔をそむけて

その話をはぐらかした。


エフィ―ムはその姿を見て、

エルサレムの礼拝堂で、そこにいるはずのない、

エリセイの輝いた姿を3度も見た事や、


農家の人たちから、エリセイが立派な事をした

という話も、大切に自分の心の中に

しまっておこうと思った。


人間は、命がつきる日まで、愛を持って

 人に尽くしていかなければいけないのだ…。

 それが、神様のお心なのだ。」


「善い事を行う時も

 表面の形だけではなく


 心からの愛が大事


 生かされている間

 愛を持って尽くせたら幸せ

 (by happy-ok3)」



はるか遠くのエルサレムの巡礼に行くには

お金も貯めて、準備もしなくてはいけない。

また、巡礼から戻ってくる事は、名誉でもある。


形としては、エリセイは巡礼に行けなかった。

旅を続けるお金を使ってしまったからだ。


       しかし


心は本当の巡礼に行っていた。


天(神)は、表面の形ではなく、心の底、

心の奥にあるモノをちゃんと見抜くという

言葉があるが、その通りだと思った。

そして、一家がこの先、飢えないように

自分達で頑張れるように、本当の助けを与えた。


敬虔なエリセイの姿に私も学ぶ事が多く

一歩ずつでも、倣いたいと思い感謝した。


今日という日は、

あなたに新しいラッキーな1日だから!


今日のラッキーを探そう
http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20170714


あなたというかけがえのない存在が

あなただけの素晴らしい光を今日も

輝かせて欲しいと祈ります!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
          お誕生日

今日4月22日がお誕生日の方、おめでとうございます。

お誕生日がいつの日であれ、今生かされていることが、
誕生の時間からの、私たちへの素晴らしい
贈りものだと思います。

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          イジメ相談

【いじめ相談窓口】

●ふくしま24時間子どもSOS
0120-916-024

●「東北いじめ総合支援センター」
電話相談 080‐3320‐8844
https://ijimesiencenter.jimdo.com/

●全国共通・24時間子どもSOSダイヤル
 
0120-0-78310 (全てのイジメに)
●189=年中無休、24時間
●チャイルドライン
 0120-99-7777=月〜土曜日の午後4〜9時(18歳まで)

●子どもの人権110番
 0120-007-110=平日午前8時半〜午後5時15分

通信制の高校ナビ
http://www.tsuushinsei-navi.com/tsuushinsei/tsuushin.php
(全国の通信制高校もここから探せる)

一人で悩まず相談を。
http://www8.cao.go.jp/youth/soudan/

大切なあなたが今日も

幸せで笑顔でいてほしい。
あなたは素晴らしい人なのだから!
あなたは大切な尊い人!だから。

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   復興関連(立ち上がろうとしている方々を覚えて)

被災住宅の補修費補助 石巻市、1世帯に最大76万円 
自己資金がなくても利用可能
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180421-00010000-nekonome-l04

「復興を支えたい」雄勝の今を愛媛・松山で発信 
おがつネットワーク新聞、第5弾
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180421-00010001-nekonome-l04

熊本地震で学ぶ “ペット同伴避難”
の現状と課題「飼い主の意識改革が必要」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180421-00012183-jprime-soci


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          お知らせ

★「ひきこもりピアサポートゼミナール」カレンダー
http://hikikomori-peersupport.hatenablog.com/entry/20170718/1500304976
居場所・当事者会などに参加しようと考えている方へ
http://hikikomori-peersupport.hatenablog.com/entry/20171010/1507566857

★ホームETM(人を育む英語の歌あそび)
https://etmjapan.jimdo.com/

お子さん、お孫さんのいるご家族や、子どもたちとかかわる
仕事をしている人には、役立ちます。
ETM=Education Through Music
歌で楽しく遊びながら、個性や自立心、協調性や想像力、
コミュニケーション能力等を育てる全人教育です。

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     新しい家族ニャ!

モナちゃん(旧リンちゃん)、昨日里親さんの所へ。
チャンスパパ様の所で、大事にお世話されてきました。
里親さんは、猫の事をよく学ばれ、準備万端。
新しい名前は、モナちゃんと付けられました。(#^.^#)


http://www.chancepapa.com/entry/cocoten20180422


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ここからは、鳥たちの事に。(#^.^#)
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皆様から励まして頂き、心から感謝します。

よしき君は、あまり飛べません。

時々、目的地に向かうまでに落ちる事があります。

落ちたら、私の手に乗せてあげてあげますが

飛べない事が悲しいようで、悲しい声を出します。

「よしき君、飛べても飛べなくてもいい。

 君はここで、幸せに過ごしたらそれでいい!」

こう言ってあげると、にこっとします。



えがお〜。


えがお〜。


よしき君、えがお〜。


えがお〜。


みんな、今日も素敵な笑顔をありがとう!

いつも、皆様からの励ましを心から感謝します。


命の歌(歌詞つき)素晴らしい歌!↓

今日も皆様がhappyな優しい気持ちで、

一日を過ごせますように!

GO!

Copyright2018実祝プランニング

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ぽちっ!と押して頂けたら嬉しいです。(#^.^#)
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