あなたのお誕生日によせて 

元々は「happy-ok3の日記」https://happy-ok3.com/が始まりです。

平和を作るジェイン伯母さんの謙遜と愛

5月13日(日)

東日本大震災から7年2ヶ月。熊本地震から2年。
阪神・淡路大震災から23年。
鳥取や福島沖地震など災害を忘れずに祈ります。


『平和を作る謙遜と愛。』


若草物語の作者である、ルイーザ・メイ・オルコット。
          (1832年1888年


オルコット家は自分たちが貧しい時でも

ラルフ・ワイド・エマーソンから援助を

受けている時でも、困っている人達に

進んで手を差し伸べる事を惜しまなかった。


今の自分の姿を正しく見た上での謙遜と勇気。


謙遜な心は、愛のある行動へと導く。


昨日に続いて、オルコットが愛のために

書いた物語を、紹介させて頂きたい。



もの静かな小さなむすめ
          (ルイーザ・メイ・オルコット)

13歳の少女パティ。

パティはもの心ついた時から、ずっと孤児院で

暮らしてきた。


孤児院の人たちは、みんな親切で良い人ばかり。


孤児院にいる子ども達は、自分で自分の事が

できるようになると、養子として引き取られたり

使用人として、引き取られていく事が多い。


養子を迎える人達は小さくて可愛い子どもを選び

使用人としてなら、背が高く丈夫で、はきはきした

子どもが希望された。


パティは、背が低く、顔色も今ひとつで、

内気な性格で、小さな時に孤児院の赤ん坊を抱いて

世話をしたため、片方の肩が盛り上がっていた。


そのため、まだパティは孤児院で暮らしていた。


ある時、孤児院に来た女性との出会いがあった。


彼女は、弟のお嫁さんが、使用人を希望していたので

その義理の妹といっしょに、孤児院にやって来た。


名前は「ミス・ジェイン・マーリ」


義理の妹の「ミセス・マーリ」

もう、使用人にする少女を決めていた。


パティは、落胆しながらも、ジェイン・マーリと

話をした。


ジェインは、パティに、こう言った。


「今、幸運が見つからなくても、希望していない

 事になったとしても、元気に乗り切る事。


 誰に対しても、親切で愛情深くある事。

 先の事ばかり考えすぎて、時間を無駄にしないで

 勇気を持って、今日の1日を自分と他の人達に

 楽しいものにしていく事。


 できますか?」

「やってみます・・・。」


パティは、ジェインさんが、大好きになっていた。

ジェインさんは、そう言って帰って行った。


       ところが


一週間後、ジェインさんの義妹のミセス・マーリが

パティを使用人として、迎えに来た。


理由は…先に使用人として迎えらえた少女は、

「嘘を平気でつき、仕事を怠ける」ため無理だと。


パティは、マーリ家に迎えられ、1年が過ぎた。


マーリ家の人たちは、親切だったし、仕事も辛く

なかったし、同じ年ごろの娘のエラの着心地の

良い服をおさがりとして着せてくれた。


教会にも行かせてくれた。


       けれど


パティに他の子ども達に与える【愛情を見せたり】

【努力】を褒めてくれることはなかった。


エラが以前、友達にパティの事を


「パティは、使用人なのよ。食べるために、

 うちで働いて、私のお古を着てね。

 仕事は、よくやっているわ。

 でも、家族の一員じゃないの。使用人なのよ。」

偶然、聞いてしまった、この言葉には心が痛んだ。


さて、ジェイン伯母さんは、マーリ家から

30キロ程離れた所に住んでいた。


ジェイン伯母さんは、月に1度、パティに

手紙を書いては、返信用の切手を同封し

「返事を下さいね」と。


パティは「悪口」ではなく、自分の悲しい

胸の中の想いを、ジェイン伯母さんだけに書いた。


この文通は、パティが悲しみに流されない

錨(いかり)のようなものになっていた。


さて、クリスマスが近づいて来た。


マーリ家の家族は、ジェイン伯母さんに招待され

出かけてしまう。

パティは、みんなが出かけた後、泣くだけ泣いた。


ジェイン伯母さんの所に着いたマーリ家の人たち。


ジェイン伯母さんが


「どうして、パティは一緒じゃないの?」

ミセス・マーリは


「あら?あの子は使用人よ。」


「・・・・・・。」


しばらくして、ジェイン伯母さんは、

パティの、この一年の手紙の束を持ってきて、

みんなの前で読み始めた。


マーリ家の人たちは、その手紙に心を動かされ

後悔した。


それから、パティへの敬意と愛情を持った気持ちに

みんなが変わっていった。



パティも、皆と楽しい時間が過ごしたかった。


エラには、他の友達にキスをするように

パティにも、キスをして欲しかった。


お母さんがいないパティに、ミセス・マーリから

時々でも、おやすみのキスをして欲しい。


勉強もしたい。


肩が上がっている身体の真似をされて笑われた時は

とても悲しかった。


幼い時に、孤児院で重たい赤ん坊を抱えていた

ために、骨が変形してしまったのだから。

そういう内容を知ると、マーリ家の人たちは

自分達の間違いに気が付き、パティが悲しみを

こらえて忍耐して、頑張っていた事を知った。


そして、全員が、今までのパティへの愛の無い

【無関心】を悔い改め、つぐないたいと思った。


あたりが暗くなり、ジェイン伯母さんと、

マーリ家の人たちは、汽車に乗ってマーリ家へ。


その間中、パティへの計画を話しあった。


雪がふりしきる中、みんなが家に着くと


「パティが、暖かい火を皆のためにたいて
 
 くれている。有難い。」


その事が感謝出来た。


さて、パティは、古い敷物の上に、一人ぼっちで

眠っていた。


パティは自分の宝の箱から、みんなへの贈り物を

用意していた。


エラは、その宝の箱を「がらくた」と言った事を

恥ずかしく思った。


パティを優しく起こしたのは、ジェイン伯母さん。


ジェイン伯母さんに、見せるパティの笑顔も

嬉しそうなパティの声も、マーリ家の人たちには

初めて見聞きするものだった…。


パティは「はっ!」と我にかえり、夕食の準備を

確かめに行った。


みんなは、夕食がすむと、明日に備えて眠った。


翌朝、パティが目を覚ますと!!!!!


ベッドの足のそばに、つるされた新しい靴下には

贈り物がぎっしり詰まっている。


テーブルの上にも、プレゼントの包みがいくつか。


感激したパティは、祈ろうとしたが、この

感謝を表す言葉が見つからなかった・・・・。


       このとき!


パティは変えられた。


悲しげで無口だった口元には笑みが。

顔は明るい顔色になり、生き生きと。

おどおどしていた目は、自信に満ちた目に。


「皆さんが、ここまで私を思いやって下さるなんて。

 神さま、もう、不平は言いません。」


階段を降りて行くと、みんなが

「メリー・クリスマス!パティ!」と。


テーブルには、ミセス・マーリの美味しい

ご馳走が並んでいた。


給仕をしようとすると、主人のミスター・マーリが


「座りなさい、一緒に食事を楽しもう!

 給仕役は必要ないよ。今日、私達は
 
 ひとつの家族になったのだから。」

席は、ジェイン伯母さんの隣に座らせてくれた。


パティは、胸がいっぱいだった。


パティに優しくされていた、足が悪いハーリーと

いう小さな男の子が、音頭を取った。


「さあ『ぼくらのパティ』に乾杯しよう!

 パティの健康と幸せを祈って!」


さらに、夕方にはもっと驚く事が待っていた。


ベッドの上には綺麗な新しい青い服と

白いエプロンが置かれていた。

「愛を込めて、エラより。」と。


夜には、長男のネッドが、みんなでダンスを

踊ろうと、家の中のダンスに誘ってくれた。


パティは、ジェイン伯母さんに


まるで、魔法使いがあらわれて、素敵な事が

 起きる、おとぎ話しのよう!」

ジェイン伯母さんは


「パティ、クリスマスには、ありとあらゆる

 素晴らしい奇跡が起こるものなのよ。」


「謙遜な深い愛を

 毎日実践していくと

 大きな力を発揮する

 
 愛の奇跡は笑顔を呼ぶ

 (by happy-ok3)」



「愛の反対は憎しみではなく無関心」といわれる。
 (マザー・テレサ

マーリ家の人達は、眠っていた

思いやりの心を呼び覚まされた。


また、ジェイン伯母さんは、マーリ家の全員から

尊敬されていた人。

パティの悲しみを知って解決しよう、和らげようと

ジェイン伯母さんは、手紙を書いた。


       もしも


ジェイン伯母さんが、パティが書いてきた手紙の

内容を悪い方向に、マーリ家の人たちに吹聴して

行くような人であったなら、


パティは、悪者にされ、誤解されたまま、

一生笑顔の出ない生活になっていたかも。



【善い人との出会い】

は、平和を作っていける。


愛の深い、ジェイン伯母さんにパティは出会えた。


ジェイン伯母さんの愛情は、マーリ家の人たちの

心を【謙遜にさせた】

謙遜は自己卑下ではなく、自分の本当の姿を

真直ぐ見て認め改めて行く事。

マーリ家の人たちの謙遜は、自分を悔い、

反省だけでなく、言動を心から改めるという

素晴らしい結果に導かれていった。


ジェイン伯母さんの謙遜と愛が伝染していった。


深い愛を、毎日、実践しているから、その実践が

力を発揮し、見えない部分で大きな素晴らしい奇跡を

起こしていったのではないかと思う。


あなたにも、私にも、今日、愛の奇跡が

起きる事を信じて、素晴らしい1日に!


今日という日は、

あなたに新しいラッキーな1日だから!


今日のラッキーを探そう
http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20170714


あなたというかけがえのない存在が

あなただけの素晴らしい光を今日も

輝かせて欲しいと祈ります!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
          お誕生日

今日5月13日がお誕生日の方、おめでとうございます。

お誕生日がいつの日であれ、今生かされていることが、
誕生の時間からの、私たちへの素晴らしい
贈りものだと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
          イジメ相談

【いじめ相談窓口】

●ふくしま24時間子どもSOS
0120-916-024

●「東北いじめ総合支援センター」
電話相談 080‐3320‐8844
https://ijimesiencenter.jimdo.com/

●全国共通・24時間子どもSOSダイヤル
 
0120-0-78310 (全てのイジメに)
●189=年中無休、24時間
●チャイルドライン
 0120-99-7777=月〜土曜日の午後4〜9時(18歳まで)

●子どもの人権110番
 0120-007-110=平日午前8時半〜午後5時15分

通信制の高校ナビ
http://www.tsuushinsei-navi.com/tsuushinsei/tsuushin.php
(全国の通信制高校もここから探せる)

一人で悩まず相談を。
http://www8.cao.go.jp/youth/soudan/

大切なあなたが今日も

幸せで笑顔でいてほしい。
あなたは素晴らしい人なのだから!
あなたは大切な尊い人!だから。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
   復興関連(立ち上がろうとしている方々を覚えて)

宮城県>3.11後に採用の職員3割に迫る 
被災の記憶風化進む懸念、伝承強化へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180512-00000010-khks-pol

宮城・亘理町の被災駐在所が再建 住民全員が喜び
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180511-00010004-khbv-l04

震災7年2カ月 宮城・南三陸町で不明者捜索
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180511-00010003-khbv-l04


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆                 
          お知らせ

★「ひきこもりピアサポートゼミナール」カレンダー
http://hikikomori-peersupport.hatenablog.com/entry/20170718/1500304976
居場所・当事者会などに参加しようと考えている方へ
http://hikikomori-peersupport.hatenablog.com/entry/20171010/1507566857

★ホームETM(人を育む英語の歌あそび)
https://etmjapan.jimdo.com/

お子さん、お孫さんのいるご家族や、子どもたちとかかわる
仕事をしている人には、役立ちます。
ETM=Education Through Music
歌で楽しく遊びながら、個性や自立心、協調性や想像力、
コミュニケーション能力等を育てる全人教育です。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ここからは、鳥たちの事に。(#^.^#)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

皆様から励まして頂き、心から感謝します。

ご心配感謝します。

晴ちゃん、今日も病院に行きます。

元気になる事を信じて。

みんなが、仲良しなので、嬉しいです。



えがお〜。


なかよし〜。

えがお〜。


えがお〜。


みんな、今日も素敵な笑顔をありがとう!

いつも、皆様からの励ましを心から感謝します。


命の歌(歌詞つき)素晴らしい歌!↓

今日も皆様がhappyな優しい気持ちで、

一日を過ごせますように!

GO!

Copyright2018実祝プランニング

※記事を紹介される折はリンクを貼って頂けると嬉しいです。

ぽちっ!と押して頂けたら嬉しいです。(#^.^#)
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 名言・格言へ

イラスト=バリピル宇宙様


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 鳥ブログへ