9月11日(日)
今日も、被災地を覚えて頂ければ幸いです。
大雨被害・台風被害の地域の方々が支えられますように。
9月11日、お誕生日おめでとうございます!
しあわせな一年に!
素敵な1日に!
【ウミガメを守る取り組み】
一匹でも多くの子ガメに太平洋に旅立ってもらおうと、
孵化(ふか)場を設けるなど保護に取り組み、
9月7日現在、3匹分の約200匹の子ガメが太平洋に旅立った。
名鹿地区には約40世帯110人が暮らす。
13年前、東京から移住してきた洋画家・73歳の楠本正志さんや、
区長・75歳の船口石夫さん達が、毎朝、浜を歩き打ち上げられた
ペットボトルや漁具、流木などを片付けている。
砂地にウミガメの上陸を示す足跡を見つけると、県西部で
保護・研究活動に取り組む元中学校長・75歳の溝渕幸三さんに連絡。
アドバイスを受けながら卵を掘り出し、サイズなどを計測した後、
高台にある孵化場に埋め直す。
安全な場所に移すためにウミガメの卵を取り出す船口さん(左)と
溝渕さん(四万十市で)(写真:読売新聞様)
地元育ちの船口さんは
「昔は10回以上、上陸していたが、砂浜が痩せて回数も減った」と。
名鹿地区では2020年、本格的な保護活動を開始。
前年、浜に流れ込む名鹿川の脇で産卵した卵が、大雨で全て流失したため、
砂浜に続く草むらに孵化場を設け、産卵した延べ3匹の卵を移した。
深夜に砂からはい出て海に向かう子ガメのために、楠本さん達は
砂浜側の草を抜きスムーズに海に向かえるよう工夫する。
だが、子ガメには明るい方向に向かう習性があり、
海とは反対側にある公衆トイレや清涼飲料水の自販機の照明で
草むらに迷い込み、干からびたり、トンビやカラス、タヌキらに連れ去られたり。
砂地の中で草の根に絡まってしまう子ガメもいる。
これらを教訓に、草むらに面する三方を流木などで囲み、
周辺の草の根を切って産卵に備えたのだが、昨年は母ガメの上陸がなかった。
産卵した日付と卵の数を記したプレートを取り付ける楠本さん
(四万十市で)(写真:読売新聞様)
それでも今年は6月24日=125個・7月8日=107個・7月11日=114個・
7月22日=118個・8月5日=112個と、
延べ5匹の母ガメが上陸、計576個を産卵した。
楠本さんは
「今年は順調に孵化している。来年も一匹でも多くの子ガメが
海に帰れるよう、漂流ゴミを取り除き、草の根を切るなどして
支えていきたい」と力を込める。
ウミガメの数は減っていて、絶滅危機にあるのが
アカウミガメ・ヒメウミガメ・アオウミガメである。
ウミガメを生かすには、人間の力が必要になってきている。
ゴミや雑草が多いと、ウミガメの赤ちゃんは、それらが障害になって
スムースに海に帰れない。
命を生かし、守っていく方々の地道な取り組みが継続されている。
今、置かれた場所で、環境を守り、命を生かすことを
続けさせて頂けたら幸いだ。
申しわけありません、happy-ok3の日記は、
事情により少しの間、お休みさせていただきます。
今日も、お身体大事になさってくださいね。