お婆さんを救った判事の思いやり - あなたのお誕生日によせて　

10月4日（水）

東日本大震災から6年半。熊本地震から1年5ヶ月。
鳥取や福島沖地震など災害を忘れずに祈ります。
九州の豪雨、台風18号による被害心が痛みます。
支えられますように。

『思いやりは人を救う。』

※苦しい時代の1930年代、アメリカでのお話し。

※1929年からアメリカ合衆国で始まった経済恐慌。
発端は1924年10月24日、アメリカのウォール街の
ニューヨーク株式取引所で株式が大暴落した。

この不況が1930年代に入っても回復しない。
結果、企業倒産・銀行の閉鎖・経済不況が重なる。

1300万人・何と！4人に1人の失業者が出て
人々は食べる事も苦しい時代。

経済恐慌は世界にまで及び1936年頃まで続く。

ニューヨークでも、職を失った貧しい人達は

食べる事にも困った状態だった。

さて、裁判所には「パンを少し盗んだ」お婆さんが

「盗みの罪」で訴えられていた。

判事がお婆さんの話を聞くと、

娘夫婦と孫がいるのだが、夫の方はどこかに

行ったきり戻ってこない。

娘は病気がちで、何も出来ず、孫たちが

食べる物がなく、お腹を空かせている。

けれど、お金もない。

それで、ついパンを盗んでしまった。

もう盗みませんから許して下さいと泣きながら言う。

　　　　　　　
　　　　　　　ところが

パン屋の主人は、

「また、同じような盗みを別の人にされたら困る！

　見せしめとして、裁いて欲しい！」と…。

訴えを取り下げないのなら、判決を下すしかない。

判事は、ため息をつきながら

「可哀想だが、法律は法律だ。

　例外は認められないのだよ。お婆さん…。

　あなたには、10ドルの罰金を払ってもらう。

　払えない場合は、10日間の※禁固刑にする。」

※10日間は、刑務所で過ごす事。

お婆さんは、その場に泣きくずれた。

　　　　　　　けれど！

判事はポケットから10ドルを出し、法服の帽子に入れ、

こう言った。

「判決の続きを言い渡す。

　同じく、この裁判所にいる全ての人に50セントの

　罰金を言い渡す。

　なぜなら、大事な孫を飢えて死なせないように

　お婆さんがパンを盗まなければいけないという

　そんな街に住んでいる、情けない事実によってです。

　さて、※廷吏（ていり）君、この帽子を皆さんに

　回して罰金を集めて下さい。

　集まったお金は、お婆さんに渡してあげなさい。」

※廷吏とは、裁判所の職員。

集まったお金は、全部で57ドル50セントもあった。

そのうちの50セントは、訴えたパン屋が出したお金。

パン屋は、恥ずかしさでいたたまれない様子だった。

お婆さんは、感謝して泣きながら法廷から去った。

　　　　　　　その時！

傍聴人たちは、全員、立ち上がり、

判事に大きな拍手を送ったという。

「愛と思いやりが

　行動に移される時

　本当の癒しが届けられ

　人を支え救う
　　
（by happy-ok3）」

お婆さんは、判事が出した10ドルで罰金は払えて、

傍聴人たちからの57ドル50セントまで頂いた。

もう、盗みをしなくてもパンが買える。

愛と思いやりは、人に生きる力を届ける。

今日という日は、

あなたに新しいラッキーな1日だから！

今日のラッキーを探そう
http://d.hatena.ne.jp/happy-ok3/20170714

あなたというかけがえのない存在が

あなただけの素晴らしい光を今日も

輝かせて欲しいと祈ります！

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　　　　　　　　　　お知らせ

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http://hikikomori-peersupport.hatenablog.com/entry/20170718/1500304976

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